では、いっくよ～
まずよく耳にするヘビちゃんの日本の代表的なものの種類をあげていくね
・アオダイショウ（青大将）
・マムシ
・シマヘビ（縞蛇）
・ヤマカガシ（ヤマタノオロチという説もｗ）
・ハブ
・ジムグリ（地潜り）
・ヒバカリ（日測り）
・カラスヘビ（烏蛇）
・ツチノコ（う～ん。某トカゲ説もｗ）
とりあえず、こんなところかな
この中で毒のある蛇は、みんなも知ってると思うけど
マムシ と ヤマカガシ と ハブ
ですね
実は ハブ は沖縄に居ますが 本州には 居ません
なので今日は却下。
マムシ と ヤマカガシ
この２つをお勉強しましょう。
まずは マムシ から
これがマムシでちゅ
よく、頭が三角なのがマムシ って言われてるけど
わかりにくいでちゅね。
マムシちゃんは クサリヘビ（鎖へび）属なので
体を横から見ると
五円玉（５０円玉でも可）が並んでいるようにみえまちゅ
でね。画像じゃわかりにくいかもしれないけど
猫のような眼球してるんでちゅ。
大きさは大人でも８０ｃｍぐらいで
スマートというより ずんぐりむっくり
それとね。プレデターって映画見たことある人います？
そうそう。シュワちゃんがでてたやつ。
あのシュワちゃんの敵が、サーモグラフィ（温度感知）できる能力あったけど
マムシちゃんには、その能力があるんでちゅよ。
だから、餌のネズミちゃんの体温３７度ぐらいのものが近づくと…
飛びかかっていっちゃうんです。
（人間にも飛びかかるってことです）
ただね実際このへびちゃん
動き、遅いでちゅ。
見つけても人間の方が逃げ足速いはずでちゅ。
たまーに犬が噛まれたと動物病院に運ばれた例があるみたいですが
猫が噛まれたといって動物病院に運ばれた例は１件もないそうです。
まぁ。見つけたら逃げましょうってことでちゅね。
さて続いて
ヤマカガシです
画像はこんな感じ。
胴体の上半分が赤みがかっているのがヤマカガシです
大きさも８０ｃｍ～１５０ｃｍぐらいでまぁまぁ大きなへびって程度かな。
昔は、このへびちゃん、毒が無いと思われていました。
でも、奥歯から毒出すんだそうでちゅ。
ヤマカガシ と アオダイショウ
同じナミヘビ科なので
目はくりっとしたまん丸（まさしく蛇の目）で顔など似てはいますが
アオダイショウには 赤い組織を持っていないので
一部（首から後ろ）に赤い色がついている場合はヤマカガシだと思っていいと思いまちゅ。
（ジムグリも赤いの居るけど一部じゃなくて全体が赤だったりします）
でもね。
このヤマカガシちゃん。
もともとは毒持ってないんでちゅよ。
でもって、おとなしい。
いじめない限り、逃げなくても噛むことはしません。
危機を感じると死んだふりまでしてしまうという、超臆病者。
じゃ、なんで毒持ってるの？っていうとね
毒のある ヒキガエル を食べてその毒を蓄えて自分の武器としてしまう
そんなへびちゃんなんでちゅ。
人間は、毒のカエル触っただけでは何も起こらないけど
これが血管に入ると、血が止まらなくなる。怖い怖いでちゅね
この毒ね。田んぼや雨の日に鳴いてる緑色の小さな可愛らしい
アマガエルにも微量にあるから
傷とかあったら注意だぉ
触った直後に目などこすって失明しちゃう可能性も無きにしも非ず。
ちなみに血清は、グンマーと九州の２か所しか置いてないので
へびちゃんに噛まれるより、毒カエルちゃんに注意ね。
この毒、マムシの３倍、ハブの１０倍も毒性が強いんだってょ。
こんな感じでちゅね。
ちなみに アオダイショウ の大人は２ｍぐらいのもいるぉ
でも、おとなしくていい子ばかりだから、いじめないでね。
典韋ちゃんの講義はこれでおしまいでちゅ。
では、まったねぇ～